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水素用途に適した継手の構造
燃料電池テクノロジー用の継手に求められる4つの特性 Chuck Hayes、新製品開発主任エンジニア 安全で信頼性が高く、漏れのない燃料電池自動車やインフラを開発するにあたって、非常に手ごわい課題となるのは、水素そのものの性質であると言っても過言ではありません。 水素は低分子ガスです。わずかなすき間からでも容易に漏れ出し、材料内に拡散することがあります。また、自動車産業をはじめとする輸送市場では、70.0 MPaを超える圧力で水素を貯蔵し、車両に必要なエネルギー密度を実現することが必要です。燃料補給ステーションでは、熱や圧力の急激な変化によってシステムが悪影響を受ける可能性があ...
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半導体ファブで迅速なサポートが重要な理由とは
現地サポートが半導体ファブのコスト削減につながる理由とは 半導体ファブにとっての不吉なシナリオとは、空気作動式バルブの不具合といえるのではないでしょうか。傍目には取るに足りない存在に思えるかもしれませんが、空気作動式バルブが無ければ、日々確実に動作することが求められる重要な製造装置に、化学物質を供給することは不可能といっても過言ではありません。ファブのオペレーションにおいて、流体システムの不具合や、プロセス停止が必要になるメンテナンス上の問題がもたらす影響は甚大であり、ダウンタイムの一秒ごとに多額のコストが発生することになりかねません。 このような状況によって、今日の超競争的な半導体...
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サンプリング・ポイントにおける排出物を削減するには
クローズド・ループ・サンプリング・システムを使用してフュージティブ・エミッション(排出物の漏れ)を削減するには 精製所やケミカル・プラントでは、さまざまな場所で大気中に排出物が放出されるといった想定外の事態が発生することがあります。世界各地で規制措置の厳格化が進む中、プラントではこうした フュージティブ・エミッション を完全に排除するとまでは言わなくても、削減することがかつてないほど求められています。 カーボン・ニュートラルの達成は、非常に困難な課題です。アプリケーションによっては、主要なプロセスのインフラを大幅に見直す必要があるかもしれません。しかし、他にも達成可能なソリューションは...
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試料採取用ボンベのメンテナンスに関するFAQ
試料採取用ボンベのメンテナンスに関するFAQ Tristian McCallion、カスタム・ソリューションズ担当マネジャー、スウェージロック・エドモントン 日常業務の一環として グラブ・サンプリング を行っている場合は、 試料採取用ボンベ の安全な使用環境を維持することが必要不可欠です。ボンベの破損や不具合が生じると、スタッフの安全が脅かされたり、サンプリングの精度が低下したりするおそれがあります。よって、サンプリングを中心としたオペレーションにおいては、日頃から試料採取用ボンベの定期的なメンテナンスを行う必要があります。 グラブ・サンプリング関連サービスの詳細...
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2021年の人気コラム記事
緊急の課題とその解決策:2021年のコラム記事を振り返る 半導体ファブからオフショア・オイル/ガス・プラットフォームや研究所まで、さまざまな課題を抱えながら業務を行っているお客さまは少なくないのではないでしょうか。しかし、業界は異なっていても、直面している課題は共通ということも珍しくありません。 2021年は、このような課題を取り上げたコラム記事が人気を集めました。スウェージロックの専門スタッフの元には、腐食の制御、継手の選定、分析計装における課題などに関するお問い合わせが相次いでいます。今年寄せられた緊急の課題とその解決策を紹介します: 「腐食によるオペレーションのダウンタイム(...
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サンプリングのニーズを分析する
グラブ・サンプリングとオンライン分析器:選定のポイント あらゆる産業施設においてサンプリングは欠かせませんが、オペレーションを効率的に行う方法は、大きく分けて2つあります。 古くからある方法の グラブ・サンプリング (別名:スポット・サンプリング、フィールド・サンプリング、または単にサンプリング)は、さまざまなアプリケーションで使用されてきました。グラブ・サンプリングでは、モニタリングが必要なプロセスの近くに1つまたは複数のグラブ・サンプリング・パネルまたは取出し口を設置します。一般的にサンプルをボトルまたはボンベ(プロセスによって異なる)に採取し、分析室に運んで分析を行います。 ...
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小口径チューブ継手に関する仕様のアップデート
IOGPによる小口径チューブと継手に関する最新の仕様によって、オイル/ガス生産における安全性が向上する理由 世界各地のオイル/ガス生産者にとって、安全性は最優先事項であり、流体システムの安全なオペレーションに向けた大きな動きが見られた場合は、注意が必要なのは言うまでもありません。 2021年3月、国際石油・天然ガス生産者協会(IOGP)は、 S-716:Specification for Small Bore Tubing and Fittings(小口径チューブと継手に関する仕様) の最新版を公開しました。この仕様は、オイル/ガス産業アプリケーションで使用する 小口径チューブ ...
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ガス供給システムの概要
ガス供給システム 本資料は、主に産業用ガス供給システム(GDS)の設計、オペレーション、メンテナンスに直接影響を与える要因を探り、明らかにすることを目的としています。 GDSは、オペレーションを改善する絶好の機会となる可能性があります。その方法と理由を検証します。新システムを施設に導入する際に「順調なスタートを切る」には、投資収益率を最適化するための専門知識と経験が必要です。また、旧タイプのシステムを使用し続けている施設では、パフォーマンスが不足しているにも関わらずオペレーションの見直しを行わなかった場合、関連するコストやリスクが手に負えないほど膨れ上がるケースも少なくありません。...
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アプリケーションに適した圧力レギュレーターを選定するには
アプリケーションに適した圧力レギュレーターを選定するには 一般産業用流体システムを管理されている方なら、プロセス条件を正確に維持することがオペレーション上必要であることをご存じでしょう。圧力は非常に重要な条件のひとつであり、望ましい圧力レベルを維持するには、適切なタイプの一般産業用 圧力レギュレーター がシステムには欠かせません。 システムやアプリケーションには特有のニーズがある上、レギュレーターの種類は多岐にわたっています。アプリケーションに適したタイプのレギュレーターを選定するにはどうすれば良いのでしょうか?レギュレーターのタイプと主な特徴につきましては、以下をご参照ください。 ...
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レギュレーターの流量曲線を平坦にしてドループを抑える方法
レギュレーターの流量曲線を平坦にしてドループを抑える方法 Jon Kestner 一般産業用流体システムの安全なオペレーションを実現するには、一貫した圧力調整が欠かせません。 レギュレーターを使用して二次側圧力を適切に維持すれば、特に大流量のシステムにおいて、流量の変化を最小限に抑えることができます。 しかし、圧力を調整しながらドループを最小限に抑えるには、外部コンポーネントを流体システムに追加することが必要な場合もあります。 ドループとは 図1:このグラフは、4種類の圧力レギュレーター構成の流量曲線を示しています。 青のライン: シンプルなスプリング・ロード式レギュレ...